赤坂は、「茜坂」だった。
Once called Akane-zaka
「赤坂」の地名は、かつてこの坂が「茜坂(あかねざか)」と呼ばれていたことに由来する。坂の上の赤根山には茜草が群生し、その鮮明な赤い根が、古くから日本の赤を染めてきた。
卑弥呼が魏に献上した絹を染めたのも、咸臨丸が太平洋を渡ったとき掲げた日章旗を染めたのも、茜である。日の丸の赤の起源は、この街の植物にあった。
戦災と都市開発を経て、赤坂から茜草は姿を消し、その記憶もしずかに薄れていった。
しかし、その失われた茜草は今、赤坂氷川神社の境内で再び育てられている。
古来、赤色の染料として使われる植物は、茜のほか、紅花、蘇芳。この三種のうち、茜のみが日本在来種である。
『魏志倭人伝』には、卑弥呼が魏に献上したものの一つとして「赤、青の絹布や麻布」が記されている。二、三世紀には既に、茜による染色法が確立されていた。
茜は他の植物につるを巻きつけながら成長し、花は控えめで、つい見過ごしてしまうほど。それでいて掘り起こせば、驚くほど鮮明な赤い根が現れる。
おとなしくて頼りなさげに見えながら、情熱的な恋慕を奥深く秘めている ── 茜は、そういう花である。
地上には、控えめな白い花を咲かせ、
地中には、燃えるような赤い根を秘めている。
── 茜は、そういう花である。
茜は、和歌において常に「想いの強さ」を表現する色だった。
その色を作る茜草は地表には控えめな花しか見せず、根に鮮明な赤を蓄える。
万葉の歌人たちは、この植物の二重構造を、
想うことの構造として読み取っていた。
── 表面には出せぬ想いほど、
その根は、深く燃えている。
光と音の演出によって、夜の境内全体に
もうひとつの現実が重なる ── 没入型インスタレーション。
日没後には、太鼓奏者とダンサーによる
パフォーマンスも行われます。
ご来場の皆様には、自由に歩きながら
ご鑑賞いただきます。
(着席でご鑑賞いただけるシーティングエリアのご用意もございます)
バーエリアでは、茜色のオリジナルドリンクをご用意しています。
本作は2種類のチケットをご用意しております。
いずれもワンドリンク付き、数に限りがございます。
チケットは teket にて販売中
神々の眠る此の地には、
万燈照国の兆しあり。
響き渡らん、天命の儀。
言葉を超えた身体表現で、
日本古来の精神性を呼び覚ますパフォーマンスカンパニー。
2025年3月、東京クリエイティブサロンでプロトタイプを発表。
NY・ドバイへと公演を広げ、
2026年2月、品川クラブeXにて完全版を初演——全席即日完売。
ORSOLINA28 コンクール U-40部門 世界2位の演出振付家。
1999年生まれ。幼少期をアメリカ・ワシントンD.C.で過ごす。16歳でカナダ・スクール・オブ・アルバータ・バレエに単身留学。2017年、上智大学文学部哲学科に入学。同年夏より、スイス・ローザンヌのルードラ・ベジャール・バレエ、アメリカ・ニューヨークのマーサ・グラハム・コンテンポラリー・ダンスにて、計4年間ダンサーとして活動。20世紀を代表する振付家モーリス・ベジャールと、コンテンポラリーダンスの母と称されるマーサ・グラハムの思想と精神性に触れながら、身体表現を探究した。
2019年、全米で開催されたバレエコンクールの一つで制作した群舞作品が最優秀振付賞を受賞。これをきっかけに、演出・振付家としての活動を本格的に開始。
日本に帰国後は事業家としても活動。古民家を改修した学生寮運営事業、新生児向け頭蓋骨矯正ヘルメット販売事業を立ち上げ2024年12月に事業売却・一部譲渡に成功。全額自費でバレエクラスを児童養護施設や聾学校等に提供する社会貢献活動を開始。
2024年8月には一般社団法人インターナショナルアーツイニシアチブを設立。「文化芸術の価値と責任の再考」を掲げ国内外の超富裕層向けのツアーやイベントを複数主催。株式会社羽田未来総合研究所、ラルフローレン合同会社、Aston Martin Japan合同会社など、複数の企業のVIP向けイベントの企画・演出・制作を受託。これらの活動を通し、観光庁が主導するインバウンド向け高付加価値ツアー組成のプロジェクトに専門家として指名を受けて2025年6月より参画。
元アーティスティックスイミング日本代表、シルク・ド・ソレイユ『O』パフォーマー。
1990年、神奈川県出身。5歳からバレエ・新体操・水泳を学び、8歳でアーティスティックスイミングを始める。11歳でジュニアエリート発掘・育成事業「一貫指導オーディション」に合格し、5年間の特別トレーニングを受ける。17歳でジュニア日本代表に選出され、ジュニア世界選手権ではチーム3位に貢献。USオープン、マレーシアオープンではソロ優勝を果たす。その後、日本代表「マーメイドJAPAN」としてワールドカップ、アジア大会、ユニバーシアード、世界選手権に出場。
2014年に現役を引退後、シンガポールで短期コーチを務め、2015年よりシルク・ドゥ・ソレイユ「O」にパフォーマーとして出演。7年間の活動中には、チャリティーショー「ONE NIGHT for ONE DROP 2019」にも出演し、Hans Zimmerやブルーマンと共演した。
2022年からは日本を拠点に、ミュージックビデオ(山下達郎「SPARKLE」、MiLK「KISS PLAN」、水咲加奈「あおい」)に出演。短編映画「Quietus of Men」では主人公の妻Maya役を演じ、Los Angeles Film Awards・San Diego Movie Awardsほか複数の国際映画祭で受賞。その他、講演活動や社会課題解決に向けた取り組みなど活動の幅を広げている。
JID AWARD ネクストエイジ部門賞受賞、Good Design New Hope Award 入選のセノグラファー・一級建築士。
1996年兵庫県生まれ。兵庫県立加古川東高等学校を経て、九州大学工学部建築学科に進学。2019年に同学科を卒業後、同大学大学院人間環境学府空間システム専攻。2023年に修士課程を修了。
在学中から建築や都市空間デザインに関する数々のコンペティションに挑み、2019年の日本建築学会設計競技全国入選をはじめ、歴史的空間再編コンペティションや大東建託賃貸住宅コンペなどで受賞を重ねる。
2023年JID AWARDネクストエイジ部門賞、トウキョウ建築コレクション審査員特別賞、E&G学生デザインコンテスト最優秀賞、九州大学総長賞最優秀賞など、多くの主要賞を受賞、Good Design New Hope Award入選を果たすなど、幅広い分野で評価を得た。また、奨学生として公益財団法人いであ環境・文化財団の認定を受けるなど、研究活動においても確かな評価を築いてきた。
さらに舞台芸術の分野にも活動を広げ、2021年以降は舞台美術やステージ建設を多数手がけている。演劇空間ロッカクナットでは舞台美術を務める。建築と舞台美術の双方を横断する実践を通じて、空間表現の新たな可能性を切り拓いている。
内閣総理大臣賞、複数回受賞の和太鼓奏者・集団和太鼓楽曲作曲家。
1992年、宮崎県生まれ。2歳で和太鼓に触れ、10歳で橘太鼓響座のメンバーとして本格的に活動。2012年にソロ太鼓演奏家として活動を開始し、国内外での演奏のほか、作曲・舞台演出も手がけながら、芸術鑑賞教室などの教育プログラムを通して、和楽器を用いた身体表現とその可能性を追求している。
また、岩切は従来の太鼓音楽にとどまらず、電子音楽や映像作品、コンテンポラリーダンスとの共演など、多様なジャンルと共鳴する舞台における作曲も積極的に展開。自身が立ち上げたプロジェクト「Re:connect」では、"音と身体と場の再接続"をテーマに、屋外や自然空間を舞台にした新たな表現にも挑戦している。
滋賀の寺院29代目。可動建築の設計制作を手がける建築家。トウキョウ建築コレクション最優秀賞(2023)。
1997年、滋賀県の寺院の29代目として生まれる。2020年よりウガンダでの空間制作を通して、屋台や休憩所など可変性のある空間に興味を持ち、流動的な人や物、都市や環境と共存する小さな可動建築の設計制作を行う。
2023年、大学院美術研究科建築専攻を修了し、同年より同大学講師を勤める。
近年の受賞・展示に、トウキョウ建築コレクション最優秀賞(2023)、個展「地に足つけて、空を歩まん。」(2026)など。
東京藝術大学大学院美術研究科彫刻領域在籍。重力や水の循環など不可視の力を彫刻として可視化する。
1999年東京都生まれ。都立総合芸術高校美術科彫刻専攻を卒業後、現在は東京藝術大学大学院美術研究科彫刻領域に在籍。東京と茨城県笠間市を拠点に制作を行う。
重力や自転、水の循環など、地球上に遍在する不可視の力と物体との関係に着目し、彫刻を通して目には見えない存在や現象のあり方を探求している。回転機構や水滴、光、植物などを用いた作品を通して、彫刻を固定された物体ではなく、力や現象が作用し続ける構造として捉え直すことを試みる。
また、地球そのものを絶えず変化し続ける巨大な彫刻的運動体として捉え、彫刻と重力、物質と空間の関係を宇宙的な視点から思考している。
主な展示に、個展「Sense of Wonder」Marco Gallery(大阪、2025)、「Flow ≒ Mass」HARUKA ITO by ISLAND(東京、2026)、ART OSAKA Expanded Section(大阪、2025)、MEET YOUR ART FESTIVAL(東京、2024・2025)、「150年」(東京、2025)など。
武蔵野美術大学空間演出デザイン学科卒業。映像作家100人2025選出。「あるのにない、ないのにある」を制作テーマに、知覚と存在の曖昧さを扱う。
2001年生まれ、東京都出身。武蔵野美術大学空間演出デザイン学科環境計画コース卒業。アーティスト・VJ・空間デザイナー。
東京を拠点に、映像機器を用い「あるのにない、ないのにある」という感覚を制作テーマに、知覚や存在の曖昧さを扱った作品の制作を行う。
活動実績:NIKE AIR MAX Day MUGEN ROOM 出展/映像作家100人2025選出/P.O.N.D2024出展/NEORT++個展「PASSING」開催/ASIA DIGITAL ART AWARD FUKUOKA 2020入賞。
レーザーを用いた空間演出・ビジュアルデザインを手がけるアーティスト/演出家。America's Got Talent、Edinburgh Festival Fringe 等、国内外で実績多数。
レーザーを用いた空間演出・ビジュアルデザインを手掛けるアーティスト/演出家。舞台、映像、イベント、アートプロジェクトなど国内外で活動し、光と音、身体感覚を融合した没入型表現を得意とする。
America's Got Talent や Edinburgh Festival Fringe など海外での実績を持ち、テクノロジーと芸術性を横断した独自のレーザー演出を展開している。