presents

akasaka AKANE night in 赤坂氷川神社

夜の境内に、もうひとつの現実が重なる。
ANOTHER REALITY SUFFUSES THE NIGHT
Immersive Installation  ×  Live Performance
Date2026.06.15(月)
Hours18:00 – 20:00
Live Performance日没後(19:15頃)/ 約30分
AdmissionStanding ¥2,500 / Seating ¥3,500
(ワンドリンク付)
I  /  Akane

赤坂は、茜坂」だった。

Once called Akane-zaka

「赤坂」の地名は、かつてこの坂が「茜坂(あかねざか)」と呼ばれていたことに由来する。坂の上の赤根山には茜草が群生し、その鮮明な赤い根が、古くから日本の赤を染めてきた。

卑弥呼が魏に献上した絹を染めたのも、咸臨丸が太平洋を渡ったとき掲げた日章旗を染めたのも、茜である。日の丸の赤の起源は、この街の植物にあった。

戦災と都市開発を経て、赤坂から茜草は姿を消し、その記憶もしずかに薄れていった。

しかし、その失われた茜草は今、赤坂氷川神社の境内で再び育てられている

AKANE
Rubia argyi
Flower Language / 花言葉
私を想って

古来、赤色の染料として使われる植物は、茜のほか、紅花、蘇芳。この三種のうち、茜のみが日本在来種である。

『魏志倭人伝』には、卑弥呼が魏に献上したものの一つとして「赤、青の絹布や麻布」が記されている。二、三世紀には既に、茜による染色法が確立されていた。

茜は他の植物につるを巻きつけながら成長し、花は控えめで、つい見過ごしてしまうほど。それでいて掘り起こせば、驚くほど鮮明な赤い根が現れる。

おとなしくて頼りなさげに見えながら、情熱的な恋慕を奥深く秘めている ── 茜は、そういう花である。

地上には、控えめな白い花を咲かせ、
地中には、燃えるような赤い根を秘めている。
── 茜は、そういう花である。

PILLOW WORD   枕詞

あかねさす」が示すのは、
抑えても、隠しきれぬ想いの強さ。

— 01 / DESIRE —
あかねさす
紫野ゆき
標野ゆき
野守は見ずや
君が袖振る
額田王
Man'yōshū Vol. 1 — No. 20
万葉集 巻一・二〇
蒲生野の薬狩りで、かつての夫・大海人皇子へ衆目の中で袖を振った、その瞬間に詠まれた歌。袖を振るとは魂を呼び寄せる呪術的所作。見られると分かっていてなお隠せない想いを歌った一首。
— 02 / ABSENCE —
あかねさす
日は照らせれど
ぬばたまの
夜渡る月の
隠らく惜しも
柿本人麻呂
Man'yōshū Vol. 2 — No. 169
万葉集 巻二・一六九
柿本人麻呂が皇太子・草壁皇子を悼んで詠んだ挽歌。あかね色の日はまだ天にあるが、夜を渡る月は隠れてしまった。残された者から、もう届かない者へ向けられた想い
— 03 / DISTANCE —
あかねさす
昼は物思ひ
ぬばたまの
夜はすがらに
音のみし泣かゆ
中臣宅守
Man'yōshū Vol. 15 — No. 3732
万葉集 巻十五・三七三二
狭野茅上娘子との関係を朝廷に咎められ、越前に流された宅守が贈った歌。昼は形にならぬ想念に沈み、夜は声をあげて泣く。隔てられて初めて、想うことが時間の全部になる一首。

茜は、和歌において常に「想いの強さ」を表現する色だった。
その色を作る茜草は地表には控えめな花しか見せず、根に鮮明な赤を蓄える。

万葉の歌人たちは、この植物の二重構造を、
想うことの構造として読み取っていた。

── 表面には出せぬ想いほど、
その根は、深く燃えている

本作 akasaka AKANE night は、
この茜草を、コンセプトにして制作された。
CONCEPT
想うことの、
その重さについて。
On the Weight of Longing.
II  /  Experience & Tickets
観客もまた、その場の一部になる。

光と音の演出によって、夜の境内全体に
もうひとつの現実が重なる ── 没入型インスタレーション

日没後には、太鼓奏者とダンサーによる
パフォーマンスも行われます。

ご来場の皆様には、自由に歩きながら
ご鑑賞いただきます。
(着席でご鑑賞いただけるシーティングエリアのご用意もございます)

バーエリアでは、茜色のオリジナルドリンクをご用意しています。

Date & Time
日時
2026年6月15日(月) / 18:00 〜 20:00生演奏パフォーマンスは日没後(19:15〜)約30分
Venue
会場
赤坂氷川神社 境内特設会場東京都港区赤坂6-10-12
Please Note
  • 生演奏パフォーマンス開始時刻は当日の日没時刻により前後する場合がございます
  • 雨天決行(荒天の場合を除く)
  • キャンセルポリシーはチケットサイトをご確認ください
  • 暗所での開催のため、足元にご注意ください
  • 歩きやすい服装・靴でお越しください
  • 屋外開催のため、虫除けのご持参をおすすめいたします

本作は2種類のチケットをご用意しております。
いずれもワンドリンク付き、数に限りがございます。

スタンディング
Standing
¥2,500
tax included
  • 本編全プログラム鑑賞
  • 境内回遊・立見スタイル
  • 茜色のドリンク ワンドリンク付き
ご予約・購入RESERVE
シーティング
Seating
¥3,500
tax included
  • 本編全プログラム鑑賞
  • 着席エリア確保
  • 茜色のドリンク ワンドリンク付き
ご予約・購入RESERVE

チケットは teket にて販売中

III  /  Credits

Collaborating Artists参加アーティスト

Art Props
蓮溪 芳仁
Yoshihito Hasukei

滋賀の寺院29代目。可動建築の設計制作を手がける建築家。トウキョウ建築コレクション最優秀賞(2023)。

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1997年、滋賀県の寺院の29代目として生まれる。2020年よりウガンダでの空間制作を通して、屋台や休憩所など可変性のある空間に興味を持ち、流動的な人や物、都市や環境と共存する小さな可動建築の設計制作を行う。

2023年、大学院美術研究科建築専攻を修了し、同年より同大学講師を勤める。

近年の受賞・展示に、トウキョウ建築コレクション最優秀賞(2023)、個展「地に足つけて、空を歩まん。」(2026)など。

@hasu_to_sanpo
髙橋 穣
Joh Takahashi

東京藝術大学大学院美術研究科彫刻領域在籍。重力や水の循環など不可視の力を彫刻として可視化する。

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1999年東京都生まれ。都立総合芸術高校美術科彫刻専攻を卒業後、現在は東京藝術大学大学院美術研究科彫刻領域に在籍。東京と茨城県笠間市を拠点に制作を行う。

重力や自転、水の循環など、地球上に遍在する不可視の力と物体との関係に着目し、彫刻を通して目には見えない存在や現象のあり方を探求している。回転機構や水滴、光、植物などを用いた作品を通して、彫刻を固定された物体ではなく、力や現象が作用し続ける構造として捉え直すことを試みる。

また、地球そのものを絶えず変化し続ける巨大な彫刻的運動体として捉え、彫刻と重力、物質と空間の関係を宇宙的な視点から思考している。

主な展示に、個展「Sense of Wonder」Marco Gallery(大阪、2025)、「Flow ≒ Mass」HARUKA ITO by ISLAND(東京、2026)、ART OSAKA Expanded Section(大阪、2025)、MEET YOUR ART FESTIVAL(東京、2024・2025)、「150年」(東京、2025)など。

@joesculpture
Digital Props
yoh

武蔵野美術大学空間演出デザイン学科卒業。映像作家100人2025選出。「あるのにない、ないのにある」を制作テーマに、知覚と存在の曖昧さを扱う。

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2001年生まれ、東京都出身。武蔵野美術大学空間演出デザイン学科環境計画コース卒業。アーティスト・VJ・空間デザイナー。

東京を拠点に、映像機器を用い「あるのにない、ないのにある」という感覚を制作テーマに、知覚や存在の曖昧さを扱った作品の制作を行う。

活動実績:NIKE AIR MAX Day MUGEN ROOM 出展/映像作家100人2025選出/P.O.N.D2024出展/NEORT++個展「PASSING」開催/ASIA DIGITAL ART AWARD FUKUOKA 2020入賞。

@yoh_murata
Laser Design
GENDAI
Gendai

レーザーを用いた空間演出・ビジュアルデザインを手がけるアーティスト/演出家。America's Got Talent、Edinburgh Festival Fringe 等、国内外で実績多数。

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レーザーを用いた空間演出・ビジュアルデザインを手掛けるアーティスト/演出家。舞台、映像、イベント、アートプロジェクトなど国内外で活動し、光と音、身体感覚を融合した没入型表現を得意とする。

America's Got Talent や Edinburgh Festival Fringe など海外での実績を持ち、テクノロジーと芸術性を横断した独自のレーザー演出を展開している。

@gendai_tokyo

Partners協力

Grant Support
助成
Cooperation
協力
株式会社四方 / 赤坂氷川神社